アフラックの第2四半期業績。

11月24日、アフラック生命保険はHPにて、2022年度第2四半期(上半期)業績を発表*しました。

*詳しくはこちらをどうぞ。

  • 11/24・ニュースリリース 2022年度第2四半期(上半期)報告(PDF)

    【管理人の感想】
    1)保有契約は減少続く

    2大看板商品である、「がん保険」「医療保険」の保有契約件数ですが、どちらも前年同期末比で減少していました。

    また、医療保障・生前給付保障等の保有契約年換算保険料は、前年同期末比でこちらも減少していました。

    新契約件数では改善傾向がみられているのですが、保有契約件数を押し上げるまでには至っていないようです。

    2)新契約では明暗
    がん保険の新契約件数は、前年同期比110%と二桁の増加でした。一方、医療保険の新契約件数は、前年同期比72.8%と二桁の落ち込みでした。

    また、医療保障・生前給付保障等の新契約年換算保険料は、前年同期比で100.8%と増加していました。がん保険だけでなく、新種第三分野である就労不能状態を保障する保険商品が徐々に新契約を伸ばして、医療保険の不調をカバーしたのかもしれません。

    がん保険はこの秋に新商品が投入されました。その効果が出るのはおそらく第3四半期でしょう。医療保険は早くも息切れでしょうかね。

    【主要業績の内容】
    以下、アフラックの主要業績の内容です(上記ニュースリリースより抜粋・転載)。

    〇保有契約件数 ( )内は前年度実績
    ・個人保険+個人年金保険…2348万8000件 (2391万件)

    うちがん保険…1486万4000件 (1515万8000件)

    うち医療保険…571万2000件 (581万2000件)

    〇新契約件数
    ・個人保険+個人年金保険…41万2000件 前年同期比101.6%

    うちがん保険…26万5000件 前年同期比110%

    うち医療保険…9万8000件 前年同期比72.8%

    〇年換算保険料
    1)保有契約 ( )内は前年度実績

    ・個人保険…1兆2549億円 (1兆2825億円)

    ・個人年金保険…919億円 (889億円)

    ・個人保険+個人年金保険…1兆3469億円 (1兆3714億円)

    うち医療保障・生前給付保障等…1兆189億円 (1兆379億円)

    2)新契約
    ・個人保険…241億円 前年同期比100.2%

    ・個人保険+個人年金保険…241億円 前年同期比100.2%

    うち医療保障・生前給付保障等…220億円 前年同期比100.8%

    〇保険料等収入、保険金等支払金、経常利益、当期純利益 ( )内は前年度実績
    ・保険料等収入…6472億円 前年同期比96.4%

    ・保険金等支払金…4172億円 (3939億円)

    ・経常利益…1905億円 前年同期比118.2%

    ・当期純利益…1358億円 前年同期比118.9%

    〇三利源 ( )内は前年度実績
    ・危険差損益…1807億円 (1851億円)

    ・費差損益…378億円 (409億円)

    ・利差損益…531億円 (230億円)

    〇基礎利益、ソルベンシー・マージン比率 ( )内は前年同数値
    ・基礎利益…1891億円 前年同期比111.6%

    ・ソルベンシー・マージン比率…970.1% (924.3%)

    以上です。

↑5月に撮影したウラナミアカシジミ。

 

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