オリックス生命の第3四半期業績。

2月19日、オリックス生命保険はHPにて、2023年度第3四半期業績を発表*しました。

*詳しくはこちらをどうぞ。
2/19・ニュースリリース 2023年度第3四半期決算報告(PDF)

【管理人の感想】
1.保有契約は件数と契約高が減少

個人保険の保有契約件数・契約高・年換算保険料は、前年同期末に比べ件数と契約高が減少したものの、保有契約年換算保険料は増加に転じていました。

また、医療保障・生前給付保障等の保有契約年換算保険料は、前年同期末に比べこちらも減少していました。

2.新契約は死亡保障が伸び、契約高は増加に転じる
個人保険の新契約件数・契約高・年換算保険料は前年同期比67.7%、108%、90%と契約高が増加に転じていました。

また、医療保障・生前給付保障等の新契約年換算保険料は、前年同期比78.9%と二桁の落ち込みでした。

料率改定を行った死亡保険商品が新契約高を押し上げたものの、医療保険やがん保険は苦戦したことがはっきりしていますね。

【主要業績の内容】
以下、オリックス生命の主要業績の内容です(上記ニュースリリースより抜粋・転載)。

〇保有契約 ( )内は前年度実績
1)件数

・個人保険…484万件 (490万6000件)

・個人年金保険…5万3000件 (9万5000件)

2)契約高
・個人保険…14兆120億円 (14兆1846億円)

・個人年金保険…2430億円 (2794億円)

・団体保険…8225億円 (7976億円)

〇新契約
1)件数

・個人保険…14万8000件 前年同期比67.7%

2)契約高
・個人保険…6500億円 前年同期比108%

〇年換算保険料
1)保有契約 ( )内は前年度実績

・個人保険…3395億円 (3374億円)

・個人年金保険…287億円 (416億円)

・個人保険+個人年金保険…3682億円 (3791億円)

 うち医療保障・生前給付保障等…2126億円(2142億円)

2)新契約
・個人保険…183億円 前年同期比90%

・個人保険+個人年金保険…183億円 前年同期比90%

 うち医療保障・生前給付保障等…94億円 前年同期比78.9%

〇保険料等収入、保険金等支払金、当期純利益 ( )内は前年度実績。▲はマイナス
・保険料等収入…3337億円 前年同期比100.9%

・保険金等支払金…1851億円 前年同期比81.8%

・当期純利益…83億円 (▲84億円)

〇基礎利益、ソルベンシー・マージン比率 ( )内は前年度実績および数値。▲はマイナス
・基礎利益…166億円 (▲95億円)

・ソルベンシー・マージン比率…1081.6% (860.2%)

以上です。

↑道端のオオイヌノフグリにやってきたホソヒラタアブ(先月撮影)。

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