アフラックが介護保険の新商品を発表。

8月6日、アフラック生命保険はHPにて、介護保険の新商品を発表*しました。

*詳しくはこちらをどうぞ。
8/6ニュースリリース <アフラックのしっかり頼れる介護保険>の発売について(PDF)

【管理人の感想】
1.介護保険の改定

今回発表された新商品は、現行のスーパー介護保険Vプランの保障内容を大幅に改定して、認知症を含む要介護状態に絞り込んだものと考えています。

がん保険、医療保険の商品改定が繰り返されてきましたが、新契約件数は落ち込みが続いています。介護保険も認知症を含む要介護状態に保障を絞り込んだ他社商品との競争力は低くなっていたように思います。

第三分野が主力で第一分野は強くない同社ですから、ここで介護保険の刷新を行い、何とか巻き返したいところでしょうね。

2.介護保障は年金タイプで通算10回まで
保障は

①公的介護保険制度に基づき、要介護3以上の状態に該当していると認定されているとき、介護年金を通算10回まで受け取れます。また、要介護2以上の状態に該当しているとき、要介護1以上の状態に該当していると認定されているときは、一時金を1回限り受け取れます。

②満65歳未満の場合、保険会社所定の介護状態に該当したとき、介護年金を通算10回まで受け取れます。また要介護2一時金が1回限り、要介護1一時金が1回限り受け取れます。

これは、より自己負担が重くなる要介護状態にメインの保障を絞り込むことで、保険料の低廉化を図ったのでしょう。

3.保険料払い込み免除の条件
今回の新商品では保険料払込免除の取り扱いがあり、その条件は

①要介護1一時金の支払事由に該当した場合

②所定の高度障害状態になった場合

③不慮の事故によるけがによって180日以内に所定の身体障害状態になった場合

となっています。

【公式コメントの内容】
以下、アフラックの公式コメントの内容です(上記ニュースリリースより抜粋・転載)。

【<アフラックのしっかり頼れる介護保険>の発売について】

アフラック生命保険株式会社(代表取締役社長:古出 眞敏)は。公的介護保険制度を踏まえた合理的な保障設計を特長とした<アフラックのしっかり頼れる介護保険>を9月21日に発売します。

現在、日本では「人生100年時代」と言われるほどに長寿化が進んでおり、今後75歳以上の高齢者がますます増加することが見込まれています。また、高齢化とともに要介護認定者も増加していくことが予測され、大きな社会的問題となっています。

当社は「『生きるを』を創る。」というブランドプロミスにおいて、「がんをはじめとした病気やケガ、介護にまつわる不安を少しでも取り除き、自分らしく生きていただくためのお役に立ちたい」という「介護」に対する想いを掲げています。

今般、当社は、介護に関する社会的課題を解決するというCSV経営の実践と、長年掲げてきた当社のブランドプロミスを実践しお客様との約束を果たすために、<アフラックのしっかり頼れる介護保険>を発売します。

当社は、1974年に日本で初めてがん保険を提供するだけでなく、1985年には世界初の介護保険を発売するなど、社会環境とともに変わるお客様のニーズを汲み取りながら新たな価値を創造することで長年にわたってお客様の「生きる」を応援してきました。

今回発売する本商品をがん保険・医療保険に次ぐ柱と位置づけ、公的制度や医療環境の変化、お客様のライフステージごとのリスクに応じた「生きるための保険」をお届けする「アフラック式」の考え方のもと、最適な保障を幅広く提供していくことで、介護保険でもお客様の「生きる」を創るに一層取り組んでいきます。

◇<アフラックのしっかり頼れる介護保険>の特長
①お客様のニーズに合致した保障を提供

認知症に限定しない幅広い要介護原因を保障対象とし、継続的な年金タイプの保障で備えることができます。

②お求めやすい保険料を実現
介護にかかる期間や公的介護サービス利用時の自己負担額に整合した合理的な保障設計とすることで、お客様にとってお求めやすい保険料となっています。

③分かりやすい支払事由
公的介護保険制度と連動した明確でわかりやすい支払事由となっています。

以上です。

↑5月に撮影したダビドサナエ・♂。

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