アフラック生命が医療保険の新商品を発表。

12月8日、アフラック生命保険はHPにて医療保険の新商品を発表*しました。

*詳しくはこちらをどうぞ。
12/8ニュースリリース <「ほしい安心で「生きる」を彩る保険 あんしんパレット>の発売について(PDF)

【管理人の感想】
昨年夏に医療保険の商品ブランドと保障の仕組みを刷新したばかりなのに、もう新商品への変更と現行商品の新契約取り扱い終了?というのが率直な感想です。

今回発表された医療保険の新商品は、複数の特約を組み合わせてニーズに合う保障内容の医療保険に仕立て上げるという「組立型医療保険」です。

保障は昨年刷新した保障の仕組みを踏襲し、月額給付となっています。また、既に医療保険に加入している人向けの商品も同時に投入し、可能な限り切り替えをしないで済むようにしています。この辺りはアフラックならではの工夫でしょう。

【公式コメントの内容】
以下、アフラック生命の公式コメントの内容です(上記ニュースリリースより抜粋・転載)。

【”今と、これからを生きるあなたに、選べる自由を。”<ほしい安心で「生きる」を彩る保険 あんしんパレット>の発売について】

 アフラック生命保険株式会社(代表取締役社長:古出眞敏)は、柔軟に保障を提供する新しい形の医療保険<ほしい安心で「生きる」を彩る保険 あんしんパレット>(以下、<あんしんパレット>)を12月22日に発売します。

 当社は、2002年に<一生いっしょの医療保険 EVER>を発売して以来、「病気やけがを理由に、本人やご家族が自分らしく生きることをあきらめてほしくない」という想いのもと、医療保険を進化させ続けてきました。

 今回、新たに発売する<あんしんパレット>では、お客様一人一人のニーズに柔軟にお答えするため、保険商品としてパッケージ化されたプランだけではなく、その時に必要な保障を解く約1つからご加入*頂けるようにしました。

 更にご加入しやすい保険料水準に設定したことに加え、介護や身体障害への保障、お子様向けの保障など、お客様一人一人にとって最適な保障を提供します。

 当社は<あんしんパレット>での最適な保障の提供とお客様の「生きる」をトータルに支える「ダックの頼れるサービス」を通じて、お客様一人一人の「今」と「これから」に寄り添い、その時々で真の安心をお届けしていきます。そしてこれからも、社会と共有できる新たな価値を創造することで、ステークホルダーの皆様からの負託と信頼にこたえていきます。

*本商品は「組立型総合医療保険(2025)普通保険約款」に契約全体に共通する事項(契約の責任開始、契約取消・無効・解除など)を、「各特約」に保障内容及び特約固有の事項(特約の保険期間、特約給付金の支払事由など)を定め、特約1つ以上付加した場合に成立する仕組みです。なお、所定の条件により、単独では付加できない特約や組み合わせがあります。

◆<ほしい安心で「生きる」を彩る保険 あんしんパレット>の特長
1.特約1つから加入可能
1)必要な保障のみ選択が可能

 特約1つから加入*1できるため、現在お持ちの医療保険で不足している保障だけを選択できます。

2)幅広い保障をラインアップ
 お客様一人一人のニーズに合わせて、希望する補償を自由に組み合わせることができます*2。

2.合理的な「月額保障」
1)「2ヵ月型・4ヵ月型・12ヵ月型」の治療給付金をラインアップ

 高額療養費制度を踏まえた「月をまたいだ場合の治療」においても合理的に備えられ、長期におよぶ治療費にも備えることができます。

2)外来手術のみの場合も治療給付金額と同額の保障が選択可能
 外来手術のみの月にお支払いする金額について、治療給付金額の50%もしくは100%(同額)から選択できます。

3.加入しやすい保険料水準
 高齢のお客様をはじめ、多くのお客様にとって加入しやすい価格帯としました。

*1.本商品は「組立型総合医療保険(2025)普通保険約款」に契約全体に共通する事項(契約の責任開始、契約取消・無効・解除など)を、「各特約」に保障内容及び特約固有の事項(特約の保険期間、特約給付金の支払事由など)を定め、特約1つ以上付加した場合に成立する仕組みです。なお、所定の条件により、単独では付加できない特約や組み合わせがあります。

*2.所定の条件により、単独では付加できない特約や組み合わせがあります。

以上です。

保険乗合募集代理店、特定の保険商品の推奨を禁止へ-日経報道。

10月23日付の日本経済新聞朝刊に、保険乗合募集代理店とその監督指針改正に関する記事がありました。

記事によりますと、

< 金融庁は保険会社の代理店が特定の商品を推奨することを禁じる。来春にも改正する新指針で、顧客の意向を反映して商品を売るよう義務付ける。販売慣行の規制により、店ごとに特定の保険を進める「テリトリー制度」は成り立たなくなる。顧客本位をなおざりにしてきた業界の慣習は転換点を迎える。

 金融庁は近く監督指針案と関連する内閣府令の案を公表する。パブリックコメント(意見公募)を経て来春に正式に改正する。>

とのことです。

【管理人の感想】
10月26日時点で、金融庁が改正案の公表とパブリックコメントの募集を開始していないので何とも言えませんが、監督指針の改正は管理人が勤務している代理店にも確実に適用されるでしょう。

代理店が定めている募集方針の改正だけにとどまらず、意向把握と適合性確認に至るまでの募集プロセスを大きく見直すことになるでしょう。

生命保険だけでも、ソニー生命、日本生命、オリックス生命、外資系生保M社、SOMPOひまわり生命、東京海上日動あんしん生命、三井住友あいおい生命と委託契約を締結しています。

報道内容通りに指針が改正されたら、医療保険ひとつとってもそれらすべての保険会社の医療保険を比較提示し、契約概要等の所定の募集資料を用いて、十分な時間的余裕をもって説明することになります。

契約者が不利益を被らないようこれまで以上に慎重に募集をしなくてはなりませんね。

【記事の内容】
以下、日経の記事の内容です。

-日本経済新聞 2025年10月23日朝刊-

【特定の保険商品、推奨禁止-代理店の販売慣行、金融庁が規制 不正相次ぎ来春にも】

 金融庁は保険会社の代理店が特定の商品を推奨することを禁じる。来春にも改正する新指針で、顧客の意向を反映して商品を売るよう義務付ける。販売慣行の規制により、店ごとに特定の保険を進める「テリトリー制度」は成り立たなくなる。顧客本位をなおざりにしてきた業界の慣習は転換点を迎える。

 金融庁は近く監督指針案と関連する内閣府令の案を公表する。パブリックコメント(意見公募)を経て来春に正式に改正する。

 これまでは代理店都合で特定の保険商品を選んで勧めることも、その理由を説明すれば認められていた。改正後はこの規定を削除する。顧客の意向に基づいて最適な商品を提案するか、複数の商品を示して選んでもらう必要がある。

 実質的なテリトリー制度が残らないように「抜け穴」も塞ぐ。保険に詳しくない顧客が代理店の販売員に判断を任せたいというケースも想定されるが、便宜供与などを背景に特定の商品に恣意的に誘導できないようにする。顧客の意向が明確にわからない場合は保険料など顧客が重視しそうな項目を例示するといった対応を求める。

 複数の保険会社の商品を扱う乗合代理店は指針に沿った販売ができるように体制を整える必要がある。取扱商品の数を絞り込んで販売員が説明しやすくしたり、1社専属の代理店に変更したりする選択肢もある。

 代理店には多くの保険商品を明確に説明する能力が求められることになる。販売現場では混乱が生じる恐れがあり対策が求められる。例えば販売教育やデジタル化などにより、顧客の意向を聞き取って適した保険を売るシステムを構築するなどの対応が考えられる。

 損害保険業界では長年、自動車ディーラーなどの代理店が特定の自動車保険を進める慣習があった。旧ビッグモーターは事故車の紹介実績に応じ自動車損害賠償責任(自賠責)保険の契約を損保に割り振っていた。同社以外にも便宜供与の見返りに特定の保険を進める行為は広がっていた。

 生命保険にも似た構図がある。金融庁は8月、大手保険代理店「マネードクター」を運営するFPパートナーに保険業法に基づく業務改善命令を出した。生保会社からの便宜供与に応じて顧客に推奨する商品を決めるなど、適切な募集管理体制が構築できていないと指摘していた。

 生損保で相次いだ不祥事案の多くは保険会社と代理店の関係性を問うものだ。金融庁は法改正や監督指針で手当てを進めてきた。8月に先行して改正した監督指針では、代理店への出向者が顧客情報などを漏洩していた問題を受けて出向者が直接、保険募集にかかわることを禁じる規定などを新たに盛り込んだ。

 保険と直接関わりのないイベントへの協力や、妥当性の検証が難しい広告費の支払いといった便宜供与も問題視された。8月の改正では、こうした便宜供与が顧客に勧める商品に反映されているといった問題意識から社内規定の策定や内部監査などの体制整備を求めた。今回の改正はこれに続く第2弾の位置づけだ。

 生命保険協会は9月に公表した業界向けの指針で、出向に関する規定の策定や出向者の人件費などを出向先に請求することなどを求めた。大手生保などもすでに銀行などの代理店への営業目的の出向を原則廃止する方針を打ち出し、生損保と代理店の関係性には変化が出始めている。

 金融庁側の体制も強化している。7月に保険代理店の監督に特化した「保険代理店監督企画室」を設置した。代理店の検査などを担う各地の財務局と連携して監督の実効性を高める。金融庁にも、便宜供与が顧客の商品選択をゆがめている実態が、十分に把握されてこなかった反省がある。

以上です。

オリックス生命の第1四半期業績。

8月14日、オリックス生命保険はHPにて、2025年度第1四半期業績を発表*しました。

*詳しくはこちらをどうぞ。
8/14・ニュースリリース 2025年度第1四半期決算報告(PDF)

【管理人の感想】
1.保有契約の減少続く

個人保険の保有契約件数、契約高、年換算保険料は前年同期末比でいずれも減少していました。

また、個人年金保険の保有契約件数、契約高、年換算保険料も前年同期末比でいずれも減少していました。

医療保障・生前給付保障等の保有契約年換算保険料も前年同期末比で減少していました。

個人保険の保有契約件数と契約高、第三分野商品の保有契約の減少に歯止めがかからない状況が続いています。

2.新契約は好転
個人保険の新契約件数、契約高、年換算保険料は前年同期比で107%、163.4%、142.3%といずれも増加していました。6月に保障内容を改定した収入保障保険が好調で新契約を押し上げたことがうかがえます。

一方、医療保障・生前給付保障等の新契約年換算保険料は、前値同期比で82.4%と二桁の落ち込みでした。かつては同社の看板商品だった医療保険やがん保険の商品競争力が低下していることがうかがえます。

【主要業績の内容】
以下、オリックス生命の主要業績の内容です(上記ニュースリリースより抜粋・転載)。

〇保有契約 ( )内は前年度実績
1)件数

・個人保険…474万4000件 (479万5000件)

・個人年金保険…4万7000件 (5万1000件)

2)契約高
・個人保険…13兆9663億円 (14兆1220億円)

・個人年金保険…1936億円 (2258億円)

・団体保険…8809億円 (8307億円)

〇新契約
1)件数

・個人保険…4万7000件 前年同期比107%

2)契約高
・個人保険…3221億円 前年同期比163.4%

〇年換算保険料
1)保有契約 ( )内は前年度実績

・個人保険…3531億円 (3440億円)

・個人年金保険…252億円 (276億円)

・個人保険+個人年金保険…3784億円 (3717億円)

 うち医療保障・生前給付保障等…2043億円 (2122億円)

2)新契約
・個人保険…83億円 前年同期比142.3%

・個人保険+個人年金保険…83億円 前年同期比142.3%

 うち医療保障・生前給付保障等…18億円 前年同期比82.4%

〇保険料等収入、保険金等支払金、当期純利益
・保険料等収入…1822億円 前年同期比161.5%

・保険金等支払金…1174億円 前年同期比188.7%

・当期純利益…85億円 前年同期比5531.4%

〇基礎利益、ソルベンシー・マージン比率 ( )内は前年度数値
・基礎利益…98億円 前年同期比140.3%

・ソルベンシー・マージン比率…907.1% (1009.8%)

以上です。

アフラック生命の第1四半期業績。

8月8日、アフラック生命保険はHPにて、2025年度第1四半期業績を発表*しました。

*詳しくはこちらをどうぞ。
8/8・ニュースリリース 2025年度第1四半期報告(PDF)

【管理人の感想】
1.保有契約の減少続く

がん保険と医療保険の保有契約件数はどちらも前年同期末比で減少していました。なかなか歯止めがかからないようです。

2.がん保険の新契約はほぼ倍増。
がん保険の新契約件数は前年同期比で197.2%とほぼ倍増でした。新商品投入の効果が出たことがうかがえます。

一方、医療保険の新契約件数は、前年同期比で85.4%とこちらは二桁の減少でした。給付の仕組みを大胆に変えた商品ですが…なかなか契約を伸ばせないようです。

【主要業績の内容】
以下、アフラックの主要業績の内容です(上記ニュースリリースより抜粋・転載)。

〇保有契約件数 ( )内は前年度実績
・個人保険…2180万3000件 (2223万2000件)

・個人年金保険…33万6000件 (33万1000件)

・個人保険+個人年金保険…2213万9000件 (2256万3000件)

 うちがん保険…1398万件 (1424万2000件)

 うち医療保険…537万5000件 (549万8000件)

〇新契約件数
・個人保険…31万件 前年同期比159.4%

 うちがん保険…25万6000件 前年同期比197.2%

 うち医療保険…3万2000件 前年同期比85.4%

〇年換算保険料
1)保有契約 ( )内は前年度実績

・個人保険…1兆1801億円 (1兆2039億円)

・個人年金保険…1076億円 (1011億円)

・個人保険+個人年金保険…1兆2877億円 (1兆3050億円)

 うち医療保障・生前給付保障等…9683億円 (9824億円)

2)新契約
・個人保険…184億円 前年同期比132.5%

・個人保険+個人年金保険…184億円 前年同期比132.5%

 うち医療保障・生前給付保障等…173億円 前年同期比138.9%

〇保険料等収入、保険金等支払金、四半期純利益
・保険料等収入…3286億円 前年同期比100.7%

・保険金等支払金…2427億円 前年同期比104.1%

・四半期純利益…566億円 前年同期比62.2%

〇基礎利益、ソルベンシー・マージン比率 ( )内は前年度数値
・基礎利益…962億円 前年同期比74.6%

・ソルベンシー・マージン比率…901.5% (1197%)

以上です。

ソニー生命の第1四半期業績。

8月8日、ソニー生命保険はHPにて第1四半期業績を発表*しました。

*詳しくはこちらをどうぞ。
8/8・ニュースリリース 2025年度第1四半期業績のご報告(PDF)

【管理人の感想】
1.保有契約は堅調

個人保険の保有契約件数・契約高・年換算保険料は、前年同期末比で97.6%、103.3%、100.4%となっていました。

また、個人年金保険の保有契約件数・契約高・年換算保険料は、前年同期末比で123.7%、128.5%、125%といずれも二桁の増加でした。

医療保障・生前給付保障等の保有契約年換算保険料は、前年同期末比で97.2%となっていました。

個人保険の保有契約や医療保障等の保有契約年換算保険料の減少が続いていますが、その他の項目を見る限り、保有契約は堅調だったようです。

2.個人年金の新契約がついに減少
個人保険の新契約件数・契約高・年換算保険料は、前年同期比で93.1%、100.1%、101.7%となっていました。

また、個人年金保険の新契約件数・契約高・年換算保険料は、前年同期比で84.7%、89.7%、84.5%といずれも二桁の減少でした。

医療保障・生前給付保障等の新契約年換算保険料は、前年同期比で109.3%となっていました。

個人年金保険の新契約件数などがついに減少となりました。これまで変額個人年金保険が順調に新契約を牽引してきましたが、とうとう止まりましたね。

【主要業績の内容】
以下、ソニー生命の主要業績の内容です(上記ニュースリリースより抜粋・転載)。

〇保有契約
1)件数

・個人保険…733万6000件 前年同期末比97.6%

・個人年金保険…196万7000件 前年同期末比123.7%

・個人保険+個人年金保険…930万3000件 前年同期末比102.2%

2)契約高
・個人保険…59兆4185億円 前年同期末比103.3%

・個人年金保険…13兆7660億円 前年同期末比128.5%

・個人保険+個人年金保険…73兆1846億円 前年同期末比107.2%

・団体保険…1兆1617億円 前年同期末比91.9%

・団体年金保険…28億円 前年同期末比83.3%

〇新契約
1)件数

・個人保険…6万9000件 前年同期比93.1%

・個人年金保険…9万6000件 前年同期比84.7%

・個人保険+個人年金保険…16万6000件 前年同期比88%

2)契約高
・個人保険…1兆8034億円 前年同期比100.1%

・個人年金保険…7877億円 前年同期比89.7%

・個人保険+個人年金保険…2兆5911億円 前年同期比96.7%

・団体保険…15億円 前年同期比41.9%

〇年換算保険料
1)保有契約

・個人保険…9393億円 前年同期末比100.4%

・個人年金保険…3743億円 前年同期末比125%

・個人保険+個人年金保険…1兆3136億円 前年同期末比106.3%

 うち医療保障・生前給付保障等…2073億円 前年同期末比97.2%

2)新契約
・個人保険…211億円 前年同期比101.7%

・個人年金保険…195億円 前年同期比84.5%

・個人保険+個人年金保険…406億円 前年同期比92.6%

 うち医療保障・生前給付保障等…23億円 前年同期比109.3%

〇保険料等収入等、保険金等支払金、経常利益、四半期純利益 ( )内は前年度実績。▲はマイナス
・保険料等収入…4336億円 前年同期比95.1%

・保険金等支払金…2375億円 前年同期比83.4%

・経常利益…▲634億円 (▲215億円)

・四半期純利益…▲460億円 (▲163億円)

〇基礎利益、ソルベンシー・マージン比率 ( )内は前年度数値。
・基礎利益…368億円 前年同期比100.4%

・ソルベンシー・マージン比率…1216.9% (1791.5%)

以上です。

↑常緑の樫の葉で翅を開いたハグロトンボ♂(8月撮影)。

がんの線虫検査、エビデンスは低く、過剰な精密検査増加の恐れ-日経報道。

8月9日の日本経済新聞夕刊に、がんの線虫検査とその検査精度やエビデンス等に関する記事がありました。

記事によると、

< 尿でがんのリスクを判定します-。こんな広告を見かける機会が増えている。自宅で尿を採取して送付すれば結果が届く簡便さで利用が広がっている。「がんは早期発見が重要」とされるが、過剰な検査は身体などへの負担を増やす恐れもある。がんの簡易判定に潜むリスクを知って判断したい。>

-とのことです。

線虫がん検査は、ある生命保険会社が2021年に業務提携したことでも話題になりました。

同検査について、ある落語家が「自身の若年性前立腺がんの早期発見につながった」と自らが進行役を務めているFMラジオ番組で紹介していました。

そうした体験談を聞くと早期発見に効果的な検査だと思うかもしれません。しかし、そんな簡単な話ではないようです。

【記事の内容】

以下、日経の記事の内容です。

-日本経済新聞2025年8月9日朝刊-

【「尿でがん判定」のリスクー過剰な検査、負担増加の恐れ】

 尿でがんのリスクを判定します-。こんな広告を見かける機会が増えている。自宅で尿を採取して送付すれば結果が届く簡便さで利用が広がっている。「がんは早期発見が重要」とされるが、過剰な検査は身体などへの負担を増やす恐れもある。がんの簡易判定に潜むリスクを知って判断したい。

 尿でがんのリスクを判定する検査はHIROITSUバイオサイエンス(東京・千代田)が開発した「N-NOSE」(エヌノーズ)が先駆的だ。

 同社によると、体長1ミリほどの線虫は犬より鋭い嗅覚があり、尿に含まれるとがん特有のにおいを検知する。がん患者の尿に集まり、健常な人の尿から逃げる習性があるとし、「世界初の革新的な線虫がん検査」と広告している。

 同社のサイトから申し込み、自宅に届く検査キットで尿を採取し、冷蔵便で返送する。検査結果は1ヵ月前後で通知される。「高リスク」は検知対象の23種類のいずれかのがんの疑いが高いことになる。1回検査コースは約1万7000円だ。

 同社のほか、がん細胞があると尿中に増えるという代謝物や遺伝子を測定する会社もある。

 だが全身のがんを調べる尿検査は部位を確定できない。どの部位か全身を調べるためには、陽電子放射断層撮影装置(PET)とコンピューター断層撮影装置(CT)を組み合わせた「PET/CT検査」を利用する人が少なくない。

 この検査の実施施設を対象に専門学会の関連団体*が2023年9月までの3年間を調べたところ、高リスク判定から受診した1053人中、がんを発見したのは22人(2.1%)だった。

 HIROTSUバイオサイエンスは「日本人の1年間のがん発症率は.8%。これより高く、線虫検査は簡易検査として有効と示された」と解釈する※。高リスク判定でもがんが確認されないケースは「ほかの簡易検査も同じ」とする。

 ただこうしたケースは身体的な負担だけでなく精神的な不安も残る。PET/CT検査では見つかりにくいがんがあり、がんが発見されなかった人も「がんがない」とは判断できないからだ。

 費用負担も大きい。高リスク判定を受けて同検査を受ける際は保険適用とならず、10万~20万円程度が全額自己負担だ。がん検査に詳しい帝京大学病院の渡辺清隆教授(腫瘍内科)は「簡易検査で高リスクを判定された人の身体的、精神的、金銭的負担は大きくなりがちだ」と指摘する。

 一方、日本医科大学武蔵小杉病院の勝俣範之教授(同)は「線虫検査の根拠としている論文のエビデンス(証拠)レベルは低く、がんでないのにがんと判定する擬陽性などの割合が正確にわからない。過剰な精密検査が増える恐れがある」と警鐘を鳴らす。

 HIROTSUバイオサイエンスは「どの検査も擬陽性や偽陰性は起こる可能性がある。線虫検査の特性や限界は利用規約などで丁寧に説明している」としている。

 がんは早期発見しても進行が遅く、治療が不要な場合もある。韓国では1999年に甲状せんがんの検査を強化して早期発見が増えたが死亡率は下がらなかった。過剰診断で摘出手術などの弊害が増えた恐れがある。

*補足:日本核医学会PET核医学分科会。

以上です。

※日本核医学会PET核医学分科会はHPにて、公式コメントを出し、次のように調査結果と齟齬がある点を列挙し補足説明しています。

【PETがん検診と線虫検査に関する多施設調査】2024年10月3日

PET/CT検診に携われる先生方へ
 昨年10月に全国PET施設に対して行いました「PETがん検診と線虫検査に関する多施設調査」をまとめた論文が臨床核医学9月号に掲載されましたので、お知らせいたします。https://www.rinshokaku.com/magazines/2024/57_5.pdf

 この度のアンケート調査にご協力下さいましたPET/CT施設の関係者の方々に改めて深謝申し上げます。

 論文要旨は以下の通りです。

 株式会社HIROTSUバイオサイエンス(以下HIROTSU社)が販売している線虫検査のN-NOSEリスク判定法は、がんのリスクを判定するもので、がんのスクリーニング検査には該当しないと考えられます。しかしN-NOSEリスク判定法で高リスクと判定されたことで、御自身が、がんに罹患しているのではないかと心配される方が多数おられることから、全国のPET/CT施設の先生方にご協力いただき、線虫検査契機に受診された場合のがんの発見率をPET/CT検診の立場から求めました。その結果、N-NOSEで高リスクと判定されても、がんが見つかる頻度は2%程度で、N-NOSEが対象としている15種のがんに限ると1%以下でした。

 本論文は、N-NOSEリスク判定法の精度を検証したものではありませんが、少なくとも高リスクを陽性とした場合は偽陽性が多い結果でした。PET/CT検診に携われる先生方が、検診現場で線虫検査を契機に受診された方へ検診結果を説明される際に、ご参照いただければ幸いです。

一般の方々へ
 最近、HIROTSU社のHPに、我々の発表を引用し次のようなプレスリリースがなされています。

~~~

① https://hbio.jp/news/wp-content/uploads/2024/09/PressReleaseN-NOSE-Innovation-Update_20240920_rev.pdf

『日本核医学会PET核医学分科会PETがん検診ワーキンググループによる調査結果に基づく試算から、N-NOSE高リスク者の「真の」陽性的中率は11.7%であり、一次スクリーニングとしてのN-NOSEが有用であることを報告。』

② https://hbio.jp/news/wp-content/uploads/2024/09/PressReleaseThe-effectiveness-of-N-NOSE-confirmed-through-real-world-data_20240927_rev.pdf

「N-NOSE」は新時代へ―「N-NOSE」の有効性、実社会データで確定、論争に終止符―

『同年9月1日、第三者(日本核医学会PET核医学分科会PETがん検診ワーキンググループ)による実社会データの報告により、「N-NOSE」の実社会における感度が非常に高いことがブラインド試験により証明されました。

(中略)

今回の学会では、PET-CTを推進する医師の方々が、100を超える病院のデータを取得し、解析し、発表してくださいました。そのご尽力と、データを正しく公表されたことに厚く御礼申し上げます。その第三者機関による発表結果は、「N-NOSE」の陽性的中率が既存検査よりも圧倒的に高く、「N-NOSE」は世の中で使っても高精度であるというものでした。

~~~

私どもとHIROTSU社との間には全く協力関係はありません。HIROTSU社のHPに書かれている記事の内容は一切承知しておりません。特に、これらの記事について、私どもの調査結果と齟齬がある項目を列挙し補足説明致します。

1. 我々の調査結果では、N-NOSEで高リスクと判定されてもPET/CT検査を含めた検診でがんが見つかる頻度は2%程度であり、N-NOSEが対象としている15種のがんに限ると1%以下です。従って①のような「一次スクリーニングとしてのN-NOSEが有用である」根拠はなく、逆に大部分の方は偽陽性です

2. 「真の」陽性的中率を11.7%と試算されていますが、我々のデータからこの数値を求めることはできず、我々の論文にもその数値はありません。実測したものではなく仮想の数値と考えます。N-NOSEの真の感度・特異度、真の陽性適中率を求めるには、多数の健常者集団を対象としたコホート研究(前向きの追跡調査)が必須になりますが、これまでそのような検証の報告はありません。我々の調査もそうした研究には該当しません。また、「ブラインド試験」ではなく、「感度が非常に高いこと」の根拠もありません。従って、『「N-NOSE」の陽性的中率が既存検査よりも圧倒的に高く、「N-NOSE」は世の中で使っても高精度である』と結論出来るような調査結果ではありません。

 本HPをご覧になった方は、これらの点にご留意の上、リンク先の臨床核医学9月号の論文の調査結果と考察をお読み頂ければ幸いです。N-NOSEで高リスクと判定され、他の検診を受診される際に、過剰な心配は、必要でない場合が多いことをご承知おきください。また、逆に低リスクと判定されても安心せず、5大がん検診や人間ドック、その他がん検診を定期的に受けられることをお勧めします。

以上です。

上記の日本核医学PET核医学分科会の公式コメントや「臨床核医学2024vol57 No59月号(PDF)」掲載の論文を読む限り、線虫がん検査の判定結果が早期発見に有益だとは限らないようです。

↑深夜のクヌギを行く横綱カブトムシ(7月撮影)。

手術給付金の支払いを巡る裁定事案(和解成立済み)。

生命保険協会が取りまとめた、令和7年1~3月の裁定概要集(PDF)に、手術給付金の支払いを巡る裁定事案がありました。

事案の概要と申立人の主張は以下の通りです。

<事案の概要>
 約款上の支払事由に該当しないことを理由に、手術給付金が支払われなかったことを不服として、手術給付金の支払いを求めて申立てのあったもの。

<申立人の主張>
 令和5年5月に胃がんで入院し、「内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術)」(手術①)を受け、その4日後に「内視鏡的消化管止血術」(手術②)を受けたため、令和4年5月に契約した組立型保険にもとづき、給付金を請求したところ、手術②について、がんの治療を直接の目的とした手術に対する手術給付金は、支払事由に該当しないことを理由に支払われなかった。しかし、以下の理由により、手術給付金を支払ってほしい。

(1)2回も内視鏡を入れて、なぜ1回の手術とされるのかわからない。

(2)他の保険会社に聞くと、給付金が支払われないことはおかしいと言われた。

この事案はすでに和解が成立しています。

<裁定の概要>を読むと、和解の内容はほぼ申立人の主張が認められたと考えられます。

【事案の内容】

以下、裁定事案の内容です(令和7年1~3月裁定概要集・P32~33より転載)。

[事案2023-328]手術給付金支払請求
・令和7年2月4日 和解成立

<事案の概要>
 約款上の支払事由に該当しないことを理由に、手術給付金が支払われなかったことを不服として、手術給付金の支払いを求めて申立てのあったもの。

<申立人の主張>
 令和5年5月に胃がんで入院し、「内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍粘膜下層剥離術)」(手術①)を受け、その4日後に「内視鏡的消化管止血術」(手術②)を受けたため、令和4年5月に契約した組立型保険にもとづき、給付金を請求したところ、手術②について、がんの治療を直接の目的とした手術に対する手術給付金は、支払事由に該当しないことを理由に支払われなかった。しかし、以下の理由により、手術給付金を支払ってほしい。

(1)2回も内視鏡を入れて、なぜ1回の手術とされるのかわからない。

(2)他の保険会社に聞くと、給付金が支払われないことはおかしいと言われた。

<保険会社の主張>
 手術②は、「止血術」であり、がんの治療を直接の目的とする手術ではないことから、給付金の支払事由に該当しないため、申立人の請求に応じることはできない。

<裁定の概要>
1.裁定手続
 裁定審査会は、当事者から提出された書面にもとづく審理の他、手術①②当時の状況等を確認するため、申立人に対して事情聴取を行った。

2.裁定結果
 上記手続の結果、以下の理由により、本件は和解による解決を図るのが相当であると判断し、和解案を当事者双方に提示し、その受諾を勧告したところ、同意が得られたので、手続を終了した。

(1)手術②は、手術①の3日後から腹痛、腹部の張り、嘔吐の症状が生じた上、その翌日には手術①の治療創部からの出血があったため、これに対する止血を行ったものである。

(2)これは、がんそのものに対する処置、または、これらの治療に伴い生命維持のために必然的に付随する処置ではないものの、がんの治療として切除術を行った場合に相当の可能性を持って生ずる「治療創部からの出血」に対する治療であり、生命維持のために必要な処置であって、かつ手術①の4日後という近接した時期の処置であるから、社会通念上「がんの治療を直接の目的」とする処置と同視しなければ著しく不合理であるといえる。

以上です。

↑深夜のクヌギで撮影したカブトムシのカップル(今月撮影)。

オリックス生命の2024年度決算。

5月28日、オリックス生命保険はHPにて2024年度決算を発表*しました。

*詳しくはこちらをどうぞ。
5/28ニュースリリース・2024年度決算報告(PDF)

【管理人の感想】
1.保有契約に明るい兆し

個人保険の保有契約件数・契約高・年換算保険料は、前年度末比で98.6%、99.1%、102.6%となっていました。保有件数と契約高は減少が続いていましたが、年換算保険料は終身保険の保有が増えたこともあってか増加していました。

また医療保障・生前給付保障等の保有契約年換算保険料は、前年度末比で97.2%とこちらは減少していました。

2.新契約は死亡保障が増加
個人保険の新契約件数・契約高・年換算保険料は、前年度末比で93.4%、107.7%、127.1%となっていました。件数は減少が続いたものの減少のペースが鈍ってきたようです。契約高と年換算保険料は揃って増加しており、主に終身保険と昨年に投入した一時払終身保険が契約を押し上げた要因のようです。

一方、医療保障・生前給付保障等の新契約年換算保険料は、前年度末比で70.6%と二桁の減少が続きました。思い切った商品のテコ入れがないと厳しい状況が続くかもしれません。

【主要業績の内容】
以下、オリックス生命の主要業績の内容です(上記ニュースリリースより抜粋・転載)。

〇保有契約
1)件数

・個人保険…475万4000件 前年度末比98.6%

・個人年金保険…4万8000件 前年度末比92.3%

2)契約高
・個人保険…13兆9646億円 前年度末比99.1%

・個人年金保険…2004億円 前年度末比85.8%

・団体保険…8762億円 前年度末比106.9%

〇新契約
1)件数

・個人保険…18万7000件 前年度末比93.4%

2)契約高
・個人保険…9647億円 前年度末比107.7%

〇年換算保険料
1)保有契約

・個人保険…3511億円 前年度末比102.6%

・個人年金保険…257億円 前年度末比91.4%

・個人保険+個人年金保険…3768億円 前年度末比101.7%

 うち医療保障・生前給付保障等…2066億円 前年度末比97.2%

2)新契約
・個人保険…321億円 前年度末比127.1%

・個人保険+個人年金保険…321億円 前年度末比127.1%

 うち医療保障・生前給付保障等…85億円 前年度末比70.6%

〇保険料等収入、保険金等支払金、経常利益、当期純利益 ( )内は前年度実績。▲はマイナス
・保険料等収入…6491億円 前年度末比140.5%

・保険金等支払金…3876億円 前年度末比157.2%

・経常利益…183億円 (▲31億円)

・当期純利益…126億円 (▲31億円)

〇基礎利益、ソルベンシー・マージン比率 ( )内は前年度数値
・基礎利益…300億円 前年度末比146.6%

・ソルベンシー・マージン比率…939.5% (987.3%)

以上です。

↑空地に咲くハルジオンにやってきたアオスジアゲハ(5月撮影)。

アフラックの2024年度決算。

5月26日、アフラック生命保険はHPにて2024年度決算を発表*しました。

*詳しくはこちらをどうぞ。
5/26ニュースリリース・2024年度決算報告(案)(PDF)

【管理人の感想】
1.保有契約件数の減少止まらず

同社の2大看板商品である、がん保険の保有契約件数は前年度末比で97.6%、医療保険の保有契約件数は前年度末比で97.7%とどちらも減少していました。保有契約件数の減少が止まりません。

2.新契約件数も減少続く
がん保険の新契約件数は前年度末比で96.8%、医療保険の新契約件数は前年度末比で83.5%とどちらも減少していました。医療保険は昨年夏にブランドを刷新し、保障内容も全面的に改定したのですが二桁の減少…う~ん新契約を押し上げる以前の結果ですね。

【主要業績の内容】
以下、アフラックの主要業績の内容です(上記ニュースリリースより抜粋・転載)。

〇保有契約件数
・個人保険…2185万2000件 前年度末比97.7%

・個人年金保険…33万4000件 前年度末比101.2%

・個人保険+個人年金保険…2218万6000件 前年度末比97.8%

 うちがん保険…1398万4000件 前年度末比97.6%

 うち医療保険…540万4000件 前年度末比97.7%

〇新契約件数
・個人保険…77万1000件 前年度末比99.2%

 うちがん保険…51万2000件 前年度末比96.8%

 うち医療保険…14万2000件 前年度末比83.5%

〇年換算保険料
1)保有契約

・個人保険…1兆1840億円 前年度末比97.8%

・個人年金保険…1057億円 前年度末比106.4%

・個人保険+個人年金保険…1兆2898億円 前年度末比98.5%

 うち医療保障・生前給付保障等…9696億円 前年度末比98.3%

2)新契約
・個人保険…546億円 前年度末比99.9%

・個人保険+個人年金保険…546億円 前年度末比99.9%

 うち医療保障・生前給付保障等…486億円 前年度末比99.1%

〇保険料等収入、保険金等支払金、経常利益
・保険料等収入…1兆3265億円 前年度末比102.4%

・保険金等支払金…1兆2260億円 前年度末比104.6%

・経常利益…5660億円 前年度末比94%

〇三利源 ( )内は前年度実績
・危険差益…15586億円 (1975億円)

・費差損益…681億円 (868億円)

・利差損益…2144億円 (1692億円)

〇基礎利益、ソルベンシー・マージン比率 ( )内は前年度数値
・基礎利益…4411億円 前年度末比97.3%

・ソルベンシー・マージン比率…973.3% (1135.6%)

以上です。

↑川沿いの花大根にやってきたジャコウアゲハ♂(5月撮影)。

ソニー生命の2024年度決算。

5月15日、ソニー生命はHPにて2024年度決算を発表*しました。

*詳しくはこちらをどうぞ。
5/15・ニュースリリース 2024年度決算(案)のお知らせ(PDF)

【管理人の感想】
1.保有契約は堅調

個人保険の保有契約件数・契約高・年換算保険料は、前年度末比で93.5%、106.8%、101.3%と件数が減少したものの、契約高と年換算保険料は増加していました。

また、個人年金保険の保有契約件数・契約高・年換算保険料は、前年度末比で126.4%、131.8%、128.4%といずれも二桁の増加でした。

一方医療保障・生前給付保障等の保有契約年換算保険料は、前年度比で97.8%と減少していました。

個人保険の保有契約件数と医療保障・生前給付保障等の保有契約年換算保険料が減少しましたが、保有契約は今期も堅調だったことがうかがえます。

2.新契約も堅調
個人保険の新契約件数・契約高・年換算保険料は、前年度比で93.5%、106.8%、111%と件数こそ減少したものの契約高と年換算保険料は増加していました。

個人年金保険の新契約件数・契約高・年換算保険料は、前年度比で113.6%、121.8%、114.1%と二桁の増加でした。

また、医療保障・生前給付保障等の新契約年換算保険料は、前年度末比で1018%と久しぶりに増加していました。

新契約も堅調だったことがうかがえます。

【主要業績の内容】
以下、ソニー生命の主要業績の内容です(上記ニュースリリースより抜粋・転載)。

〇保有契約
1)件数

・個人保険…737万9000件 前年度末比97.4%

・個人年金保険…188万6000件 前年度末比126.4%

・個人保険+個人年金保険…926万5000件 前年度末比102.2%

2)契約高
・個人保険…58兆9322億円 前年度末比104%

・個人年金保険…13兆417億円 前年度末比131.8%

・個人保険+個人年金保険…71兆9740億円 前年度末比108.1%

・団体保険…1兆1823億円 前年度末比91.2%

・団体年金保険…29億円 前年度末比83.2%

〇新契約
1)件数

・個人保険…29万6000件 前年度末比93.5%

・個人年金保険…45万7000件 前年度末比113.6%

・個人保険+個人年金保険…75万4000件 前年度末比104.8%

2)契約高
・個人保険…7兆5697億円 前年度末比106.8%

・個人年金保険…3兆6186億円 前年度末比121.8%

・個人保険+個人年金保険…11兆1883億円 前年度末比111.3%

・団体保険…90億円 前年度末比114.4%

〇年換算保険料
1)保有契約

・個人保険…9390億円 前年度末比101.3%

・個人年金保険…3584億円 前年度末比128.4%

・個人保険+個人年金保険…1兆2974億円 前年度末比107.5%

 うち医療保障・生前給付保障等…2087億円 前年度末比97.8%

2)新契約
・個人保険…876億円 前年度末比111%

・個人年金保険…932億円 前年度末比114.1%

・個人保険+個人年金保険…1808億円 前年度末比112.6%

 うち医療保障・生前給付保障等…91億円 前年度末比101.8%

〇保険料等収入、保険金等支払金、経常利益、当期純利益
・保険料等収入…1兆9105億円 前年度末比109.6%

・保険金等支払金…1兆1158億円 前年度末比105.8%

・経常利益…216億円 前年度末比82.8%

・当期純利益…581億円 前年度末比428.5%

〇基礎利益、ソルベンシー・マージン比率 ( )内は前年度数値
・基礎利益…1151億円 前年度末比61.9%

・ソルベンシー・マージン比率…1588.7% (1887.6%)

以上です。

↑川原の片隅で吸水中のクロアゲハ♂(4月下旬撮影)。