アフラック生命が医療保険の新商品を発表。

12月8日、アフラック生命保険はHPにて医療保険の新商品を発表*しました。

*詳しくはこちらをどうぞ。
12/8ニュースリリース <「ほしい安心で「生きる」を彩る保険 あんしんパレット>の発売について(PDF)

【管理人の感想】
昨年夏に医療保険の商品ブランドと保障の仕組みを刷新したばかりなのに、もう新商品への変更と現行商品の新契約取り扱い終了?というのが率直な感想です。

今回発表された医療保険の新商品は、複数の特約を組み合わせてニーズに合う保障内容の医療保険に仕立て上げるという「組立型医療保険」です。

保障は昨年刷新した保障の仕組みを踏襲し、月額給付となっています。また、既に医療保険に加入している人向けの商品も同時に投入し、可能な限り切り替えをしないで済むようにしています。この辺りはアフラックならではの工夫でしょう。

【公式コメントの内容】
以下、アフラック生命の公式コメントの内容です(上記ニュースリリースより抜粋・転載)。

【”今と、これからを生きるあなたに、選べる自由を。”<ほしい安心で「生きる」を彩る保険 あんしんパレット>の発売について】

 アフラック生命保険株式会社(代表取締役社長:古出眞敏)は、柔軟に保障を提供する新しい形の医療保険<ほしい安心で「生きる」を彩る保険 あんしんパレット>(以下、<あんしんパレット>)を12月22日に発売します。

 当社は、2002年に<一生いっしょの医療保険 EVER>を発売して以来、「病気やけがを理由に、本人やご家族が自分らしく生きることをあきらめてほしくない」という想いのもと、医療保険を進化させ続けてきました。

 今回、新たに発売する<あんしんパレット>では、お客様一人一人のニーズに柔軟にお答えするため、保険商品としてパッケージ化されたプランだけではなく、その時に必要な保障を解く約1つからご加入*頂けるようにしました。

 更にご加入しやすい保険料水準に設定したことに加え、介護や身体障害への保障、お子様向けの保障など、お客様一人一人にとって最適な保障を提供します。

 当社は<あんしんパレット>での最適な保障の提供とお客様の「生きる」をトータルに支える「ダックの頼れるサービス」を通じて、お客様一人一人の「今」と「これから」に寄り添い、その時々で真の安心をお届けしていきます。そしてこれからも、社会と共有できる新たな価値を創造することで、ステークホルダーの皆様からの負託と信頼にこたえていきます。

*本商品は「組立型総合医療保険(2025)普通保険約款」に契約全体に共通する事項(契約の責任開始、契約取消・無効・解除など)を、「各特約」に保障内容及び特約固有の事項(特約の保険期間、特約給付金の支払事由など)を定め、特約1つ以上付加した場合に成立する仕組みです。なお、所定の条件により、単独では付加できない特約や組み合わせがあります。

◆<ほしい安心で「生きる」を彩る保険 あんしんパレット>の特長
1.特約1つから加入可能
1)必要な保障のみ選択が可能

 特約1つから加入*1できるため、現在お持ちの医療保険で不足している保障だけを選択できます。

2)幅広い保障をラインアップ
 お客様一人一人のニーズに合わせて、希望する補償を自由に組み合わせることができます*2。

2.合理的な「月額保障」
1)「2ヵ月型・4ヵ月型・12ヵ月型」の治療給付金をラインアップ

 高額療養費制度を踏まえた「月をまたいだ場合の治療」においても合理的に備えられ、長期におよぶ治療費にも備えることができます。

2)外来手術のみの場合も治療給付金額と同額の保障が選択可能
 外来手術のみの月にお支払いする金額について、治療給付金額の50%もしくは100%(同額)から選択できます。

3.加入しやすい保険料水準
 高齢のお客様をはじめ、多くのお客様にとって加入しやすい価格帯としました。

*1.本商品は「組立型総合医療保険(2025)普通保険約款」に契約全体に共通する事項(契約の責任開始、契約取消・無効・解除など)を、「各特約」に保障内容及び特約固有の事項(特約の保険期間、特約給付金の支払事由など)を定め、特約1つ以上付加した場合に成立する仕組みです。なお、所定の条件により、単独では付加できない特約や組み合わせがあります。

*2.所定の条件により、単独では付加できない特約や組み合わせがあります。

以上です。

保険乗合募集代理店、特定の保険商品の推奨を禁止へ-日経報道。

10月23日付の日本経済新聞朝刊に、保険乗合募集代理店とその監督指針改正に関する記事がありました。

記事によりますと、

< 金融庁は保険会社の代理店が特定の商品を推奨することを禁じる。来春にも改正する新指針で、顧客の意向を反映して商品を売るよう義務付ける。販売慣行の規制により、店ごとに特定の保険を進める「テリトリー制度」は成り立たなくなる。顧客本位をなおざりにしてきた業界の慣習は転換点を迎える。

 金融庁は近く監督指針案と関連する内閣府令の案を公表する。パブリックコメント(意見公募)を経て来春に正式に改正する。>

とのことです。

【管理人の感想】
10月26日時点で、金融庁が改正案の公表とパブリックコメントの募集を開始していないので何とも言えませんが、監督指針の改正は管理人が勤務している代理店にも確実に適用されるでしょう。

代理店が定めている募集方針の改正だけにとどまらず、意向把握と適合性確認に至るまでの募集プロセスを大きく見直すことになるでしょう。

生命保険だけでも、ソニー生命、日本生命、オリックス生命、外資系生保M社、SOMPOひまわり生命、東京海上日動あんしん生命、三井住友あいおい生命と委託契約を締結しています。

報道内容通りに指針が改正されたら、医療保険ひとつとってもそれらすべての保険会社の医療保険を比較提示し、契約概要等の所定の募集資料を用いて、十分な時間的余裕をもって説明することになります。

契約者が不利益を被らないようこれまで以上に慎重に募集をしなくてはなりませんね。

【記事の内容】
以下、日経の記事の内容です。

-日本経済新聞 2025年10月23日朝刊-

【特定の保険商品、推奨禁止-代理店の販売慣行、金融庁が規制 不正相次ぎ来春にも】

 金融庁は保険会社の代理店が特定の商品を推奨することを禁じる。来春にも改正する新指針で、顧客の意向を反映して商品を売るよう義務付ける。販売慣行の規制により、店ごとに特定の保険を進める「テリトリー制度」は成り立たなくなる。顧客本位をなおざりにしてきた業界の慣習は転換点を迎える。

 金融庁は近く監督指針案と関連する内閣府令の案を公表する。パブリックコメント(意見公募)を経て来春に正式に改正する。

 これまでは代理店都合で特定の保険商品を選んで勧めることも、その理由を説明すれば認められていた。改正後はこの規定を削除する。顧客の意向に基づいて最適な商品を提案するか、複数の商品を示して選んでもらう必要がある。

 実質的なテリトリー制度が残らないように「抜け穴」も塞ぐ。保険に詳しくない顧客が代理店の販売員に判断を任せたいというケースも想定されるが、便宜供与などを背景に特定の商品に恣意的に誘導できないようにする。顧客の意向が明確にわからない場合は保険料など顧客が重視しそうな項目を例示するといった対応を求める。

 複数の保険会社の商品を扱う乗合代理店は指針に沿った販売ができるように体制を整える必要がある。取扱商品の数を絞り込んで販売員が説明しやすくしたり、1社専属の代理店に変更したりする選択肢もある。

 代理店には多くの保険商品を明確に説明する能力が求められることになる。販売現場では混乱が生じる恐れがあり対策が求められる。例えば販売教育やデジタル化などにより、顧客の意向を聞き取って適した保険を売るシステムを構築するなどの対応が考えられる。

 損害保険業界では長年、自動車ディーラーなどの代理店が特定の自動車保険を進める慣習があった。旧ビッグモーターは事故車の紹介実績に応じ自動車損害賠償責任(自賠責)保険の契約を損保に割り振っていた。同社以外にも便宜供与の見返りに特定の保険を進める行為は広がっていた。

 生命保険にも似た構図がある。金融庁は8月、大手保険代理店「マネードクター」を運営するFPパートナーに保険業法に基づく業務改善命令を出した。生保会社からの便宜供与に応じて顧客に推奨する商品を決めるなど、適切な募集管理体制が構築できていないと指摘していた。

 生損保で相次いだ不祥事案の多くは保険会社と代理店の関係性を問うものだ。金融庁は法改正や監督指針で手当てを進めてきた。8月に先行して改正した監督指針では、代理店への出向者が顧客情報などを漏洩していた問題を受けて出向者が直接、保険募集にかかわることを禁じる規定などを新たに盛り込んだ。

 保険と直接関わりのないイベントへの協力や、妥当性の検証が難しい広告費の支払いといった便宜供与も問題視された。8月の改正では、こうした便宜供与が顧客に勧める商品に反映されているといった問題意識から社内規定の策定や内部監査などの体制整備を求めた。今回の改正はこれに続く第2弾の位置づけだ。

 生命保険協会は9月に公表した業界向けの指針で、出向に関する規定の策定や出向者の人件費などを出向先に請求することなどを求めた。大手生保などもすでに銀行などの代理店への営業目的の出向を原則廃止する方針を打ち出し、生損保と代理店の関係性には変化が出始めている。

 金融庁側の体制も強化している。7月に保険代理店の監督に特化した「保険代理店監督企画室」を設置した。代理店の検査などを担う各地の財務局と連携して監督の実効性を高める。金融庁にも、便宜供与が顧客の商品選択をゆがめている実態が、十分に把握されてこなかった反省がある。

以上です。

オリックス生命の第1四半期業績。

8月14日、オリックス生命保険はHPにて、2025年度第1四半期業績を発表*しました。

*詳しくはこちらをどうぞ。
8/14・ニュースリリース 2025年度第1四半期決算報告(PDF)

【管理人の感想】
1.保有契約の減少続く

個人保険の保有契約件数、契約高、年換算保険料は前年同期末比でいずれも減少していました。

また、個人年金保険の保有契約件数、契約高、年換算保険料も前年同期末比でいずれも減少していました。

医療保障・生前給付保障等の保有契約年換算保険料も前年同期末比で減少していました。

個人保険の保有契約件数と契約高、第三分野商品の保有契約の減少に歯止めがかからない状況が続いています。

2.新契約は好転
個人保険の新契約件数、契約高、年換算保険料は前年同期比で107%、163.4%、142.3%といずれも増加していました。6月に保障内容を改定した収入保障保険が好調で新契約を押し上げたことがうかがえます。

一方、医療保障・生前給付保障等の新契約年換算保険料は、前値同期比で82.4%と二桁の落ち込みでした。かつては同社の看板商品だった医療保険やがん保険の商品競争力が低下していることがうかがえます。

【主要業績の内容】
以下、オリックス生命の主要業績の内容です(上記ニュースリリースより抜粋・転載)。

〇保有契約 ( )内は前年度実績
1)件数

・個人保険…474万4000件 (479万5000件)

・個人年金保険…4万7000件 (5万1000件)

2)契約高
・個人保険…13兆9663億円 (14兆1220億円)

・個人年金保険…1936億円 (2258億円)

・団体保険…8809億円 (8307億円)

〇新契約
1)件数

・個人保険…4万7000件 前年同期比107%

2)契約高
・個人保険…3221億円 前年同期比163.4%

〇年換算保険料
1)保有契約 ( )内は前年度実績

・個人保険…3531億円 (3440億円)

・個人年金保険…252億円 (276億円)

・個人保険+個人年金保険…3784億円 (3717億円)

 うち医療保障・生前給付保障等…2043億円 (2122億円)

2)新契約
・個人保険…83億円 前年同期比142.3%

・個人保険+個人年金保険…83億円 前年同期比142.3%

 うち医療保障・生前給付保障等…18億円 前年同期比82.4%

〇保険料等収入、保険金等支払金、当期純利益
・保険料等収入…1822億円 前年同期比161.5%

・保険金等支払金…1174億円 前年同期比188.7%

・当期純利益…85億円 前年同期比5531.4%

〇基礎利益、ソルベンシー・マージン比率 ( )内は前年度数値
・基礎利益…98億円 前年同期比140.3%

・ソルベンシー・マージン比率…907.1% (1009.8%)

以上です。

アフラック生命の第1四半期業績。

8月8日、アフラック生命保険はHPにて、2025年度第1四半期業績を発表*しました。

*詳しくはこちらをどうぞ。
8/8・ニュースリリース 2025年度第1四半期報告(PDF)

【管理人の感想】
1.保有契約の減少続く

がん保険と医療保険の保有契約件数はどちらも前年同期末比で減少していました。なかなか歯止めがかからないようです。

2.がん保険の新契約はほぼ倍増。
がん保険の新契約件数は前年同期比で197.2%とほぼ倍増でした。新商品投入の効果が出たことがうかがえます。

一方、医療保険の新契約件数は、前年同期比で85.4%とこちらは二桁の減少でした。給付の仕組みを大胆に変えた商品ですが…なかなか契約を伸ばせないようです。

【主要業績の内容】
以下、アフラックの主要業績の内容です(上記ニュースリリースより抜粋・転載)。

〇保有契約件数 ( )内は前年度実績
・個人保険…2180万3000件 (2223万2000件)

・個人年金保険…33万6000件 (33万1000件)

・個人保険+個人年金保険…2213万9000件 (2256万3000件)

 うちがん保険…1398万件 (1424万2000件)

 うち医療保険…537万5000件 (549万8000件)

〇新契約件数
・個人保険…31万件 前年同期比159.4%

 うちがん保険…25万6000件 前年同期比197.2%

 うち医療保険…3万2000件 前年同期比85.4%

〇年換算保険料
1)保有契約 ( )内は前年度実績

・個人保険…1兆1801億円 (1兆2039億円)

・個人年金保険…1076億円 (1011億円)

・個人保険+個人年金保険…1兆2877億円 (1兆3050億円)

 うち医療保障・生前給付保障等…9683億円 (9824億円)

2)新契約
・個人保険…184億円 前年同期比132.5%

・個人保険+個人年金保険…184億円 前年同期比132.5%

 うち医療保障・生前給付保障等…173億円 前年同期比138.9%

〇保険料等収入、保険金等支払金、四半期純利益
・保険料等収入…3286億円 前年同期比100.7%

・保険金等支払金…2427億円 前年同期比104.1%

・四半期純利益…566億円 前年同期比62.2%

〇基礎利益、ソルベンシー・マージン比率 ( )内は前年度数値
・基礎利益…962億円 前年同期比74.6%

・ソルベンシー・マージン比率…901.5% (1197%)

以上です。