日本生命、平準払終身保険などで予定利率引き上げへ。2025年1月2日の新契約からが対象。

11月21日、日本生命保険はHPにて、2025年1月2日以降の新契約を対象に、平準払終身保険などの予定利率を引き上げることを発表*しました。

*詳しくはこちらをどうぞ。
11/21・ニュースリリース 保険料率等の改定について(PDF)

【管理人の感想】
予定利率が引き上げられるのは学資保険やこども保険、一時払を除く年金保険、養老保険、終身保険などの13種類です。現行の予定利率が0.25%と最も低く抑えられている平準払終身保険や長期定期保険などは、改定後の予定利率が0.40%に引き上げられます。

現在、標準責任準備金の計算基礎率のひとつである予定利率(標準利率)が0.25%に引き下げられている状態ですが、保険料の計算基礎率のひとつである予定利率を引き上げても、標準責任準備金を積み立てることが可能であると判断したのでしょう。

【公式コメントの内容】
以下、日本生命の公式コメントの内容です(上記ニュースリリースより抜粋・転載)。

【保険料率等の改定について】
 日本生命保険相互会社(社長:清水博)は、2025年1月から、個人保険・個人年金保険の保険料率及び保険契約者に対する貸付の貸付利率(以下、「契約貸付利率」)を改定します。

 今回の保険料率の改定は、現在の運用環境、市中金利動向等の状況を踏まえ、契約日が2025年1月2日以降の個人保険・個人年金保険の一部商品について、約40年ぶりに予定利率の引き上げを実施します。

 これに伴い、年金保険や終身保険(一時払を除く)等の一部保険契約において従来よりも割安な保険料でご加入可能となります。

 加えて、予定利率の引き上げにあわせ、契約貸付利率の見直しを実施します。

以上です。

↑庭先の腐熟柿にやってきたキタテハ秋型♀の集団(11月撮影)。

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